強化事業
第107回日本アマチュアゴルフ選手権競技第2日目
髙田圭一郎は69で巻き返しに成功して予選通過、中本旺生はスコアを伸ばせず予選落ちに終わる
初日3オーバーパーと出遅れた中国アマ優勝の髙田は、4バーディ1ボギーの69、イーブンパーまでスコアを戻し予選通過を果たした。
「昨日よりセカンドショットがグリーンに乗ってくれてロングパットが決まってくれたので、それなりのスコアになったのかなと思います。もう少しチャンスはありましたけど、ショットが寄らない中ではこのスコアは良かったのかなと思います。」
初日出遅れたことでカットラインが見える中での戦いとなった2日目、髙田本人も当然意識しながらのラウンドだったと振り返る。
「プレッシャーはかかりますけど、自分のプレーをすれば関係ないと思っていたので、カットラインのスコアだけは気にしていましたけど、特に意識はしていないです。」
初日のオーバー分を帳消しにし、残り2日分はスコアを伸ばすのみだ。
「もっとセカンドショットの精度を上げて、今日の3アンダーパーを上回るスコアで回りたいです。」
首位との差は8打、簡単な差ではないが、ビッグスコアが出ればまだ優勝の可能性がないわけではない。中国アマチャンピオンの決勝ラウンドの戦いに注目したい。
中本旺希は、2日間トータル4オーバーパー、カットラインに2打及ばず予選落ちに終わった。
「今日はバーディがなかなか取れなくて、3パットがあったり林に入れてしまったり。アイアンもドライバーもダメ、パターも入らずで全体的に悪かったです。昨日73で回って、通過が怪しい位置だったので、しっかり気合入れて、出来ればスコアを伸ばして上がりたいと思ってまわっていました。こういう大会で上位に行くことは難しいことですけど、高校生になり、それができないといけない世界に入ってきたので、自分に実力が足りなくて、実力不足を思い知らされたというか、自分の実力がわかった試合だったので、もっと練習してがんばっていきたいと思いました。飛距離とかロングアイアンの精度、ドライバーの精度、パターをしっかり決めていかないといけないですね。」
まだまだ高校一年生。伸びしろたっぷりの中本の今後の活躍に期待したい。
記事・写真:(公財)日本ゴルフ協会
第107回日本アマチュアゴルフ選手権競技へ指定強化選手2名出場
中本旺希、高田圭一郎の2人はティーショットに苦しむ ~日本アマ第1ラウンド~
2023年度(第107回)日本アマチュアゴルフ選手権競技の第1ラウンドが27日、北海道札幌市のツキサップゴルフクラブ(6,990ヤード パー72)で行われ、中本旺希(鷹の巣GC)は1オーバーパー73の37位タイ、高田圭一郎(湯郷石橋GC)は3オーバーパー75の70位タイと苦しいスタートとなった。
日本アマ初出場の中本は、2バーディ、3ボギーと「ちょっとドライバーで林に入れちゃったりするのが多かったので、スコアを伸ばせず、バーディチャンスと言うよりはボギーをきっちり獲らない行けない」内容だった。前週の国民体育大会中国ブロック大会では「ドライバーの調子が良かったので、自信があった」が、この日はドライバーが曲がって「林に3,4回入れて、そこで木の根元に行っちゃったり、出すだけ」という不運にも見舞われ、スコアを伸すことができなかった。「出だしから3オン2パットのボギー」と出鼻をくじかれ、流れをつかむことができなかった。それでも「自分のいつも通りのプレーができたら、大丈夫だと思うので、自信もって頑張りたい」と2日目以降の巻き返しを誓った。
中国アマ優勝の高田は、5バーディ、6ボギー、1ダブルボギーという波のあるゴルフだった。「ドライバー、セカンドショットが全然ダメで、パットがすごい入っていたから良かったんですけど」ティーショットでラフに入れてしまうという苦しいゴルフになった。しかし、中国地区のチャンピオンとして、このままでは終われない。「しっかりティーショットとセカンドショットを調整して、グリーンをとらえるようにしてスコアを伸ばせるようにしたい」と上位進出を諦めてはいない。
奇しくも2選手ともティーショットを曲げて、スコアメイクに苦しんだ。ラフに入れてしまうと、グリーンが硬いためとらえるのも難しい。ティーショットの正確性が求められるセッティングになっている。逆に言えば、ティーショットさえフェアウェイをキープ出来れば、スコアを伸ばせる可能性がある。いかに明日までにティーショットを調整できるかが、上位進出の鍵になりそうだ。
記事・写真:(公財)日本ゴルフ協会
第64回日本女子アマチュアゴルフ選手権競技第2日目
日本女子アマチュアゴルフ選手権第2ラウンドが秋田カントリー倶楽部(6,409ヤード・パー72)で行われ、草薙さくら(山口県協会)は序盤のダボと連続ボギーが響き、1打足らずで惜しくも第3ラウンド進出を逃した。また、青山ゆずゆ(岡山県協会)、祗園美衣菜(岡山御津CC)も最後まで本来のゴルフが出来ず、予選ラウンド敗退となった。
草薙 さくら(山口県協会) 150(+6) 64位タイ
「昨日はショットが悪かったので調整して良くなりましたが、パターが4パットとかあって悪かったですね。」
青山 ゆずゆ(岡山県協会) 154(+10) 116位タイ
「今日は林の中に何回か行きました。ショットの持ち球と逆に出てしまって、それで落として、取り返せないという感じでした。また出直します。パット数が、30台が続いているので、それを20台にする事と、あとは気持ちの部分が課題です。」
祗園 美衣菜(岡山御津CC) 156(+12) 123位タイ
「昨日はドライバーが良かったですが、今日はドライバーもアイアンもパターも全てダメで、全然かみ合わず、スコアも悪くなってしまうという感じでした。夏に緑の甲子園の予選があるので、日本ジュニアに出られるように優勝目指して頑張りたいです。日本女子アマも来年リベンジしたいなと思います。」
記事:(公財)日本ゴルフ協会
第64回日本女子アマチュアゴルフ選手権競技へ指定強化選手3名出場
日本女子アマチュアゴルフ選手権第1ラウンドが秋田カントリー倶楽部(6,409ヤード パー72)で行われた。
草薙さくら(山口県協会)は1イーグル、2バーディ、6ボギーの2オーバーパー74で回り、37位タイで大会初日を終えた。
「今日はロングパットが多くなってしまって、3パットばかりになってしまった」と言うようにアイアンショットの不調から中々リズムに乗ることが出来ず、終始苦しい展開に。そんな中、気落ちせずに前を向けたのは、2オーバーで迎えた14番ホール・パー4。残り170ヤード、6番アイアンで打ったセカンドショットは、ピン手前に落ちて転がりカップイン。一時、イーブンパーに戻したイーグルは「気持ち的にも大きかった」という。その後の16番、17番で連続ボギーを叩いてしまい、結果的には2オーバーパーでホールアウトとなった草薙だが、ドライバーの調子は良いだけに明日の巻き返しに期待したい。
祗園 美衣菜(岡山御津CC) 77(+5) 98位タイ
「今日はドライバーが良かったですけど、セカンドからグリーンを外して、バーディが獲れず、アプローチが寄らずにボギーというのが多かったです。今日は納得いくような自分のプレーが出来なかったので、明日は今日の反省を活かして、パープレー以下でまわれるように頑張りたいと思います。」
青山 ゆずゆ(岡山県協会) 78(+6) 118位タイ
「今日はダメですね。マネジメントが出来ていなかったと思います。パターも読めてはいますが、ショートしてしまったり、あとは迷いがあって外れてしまうことが多かったです。7メートルと9メートルの長い距離のバーディパットが獲れたのは良かったです。明日は今日ミスした部分を修正して、楽しくまわれたらいいなと思います(笑)」
記事・写真:(公財)日本ゴルフ協会
第1回強化事業(中四国合同合宿)
2023年度第1回強化事業(中四国合同合宿)を、4月5日(水)・6日(木)・7日(金)3日間、東児が丘マリンヒルズゴルフクラブで開催しました。
<CGU強化選手>髙田圭一郎 中本旺希 髙山大維志
青山ゆずゆ 祗園美衣菜 草薙さくら
<SGU強化選手>福原渡夢 篠原和樹
森村美優 松浦 葵 中村巴南 高岸 鈴 井上蒼海奈
<講師>
内田愛次郎(日本ゴルフ協会 競技者育成担当部長)
岩本砂織 (日本ゴルフ協会 強化スタッフ テクニカルコーチおよびJLPGAティーチングプロ)
高岡綾子 (JLPGAジュニアゴルフコーチ)
金子香織 (日本ゴルフ協会 強化スタッフ 医科学サポートスタッフ)
稲葉 聡 (関西ゴルフ連盟強化指定選手フィジカルトレーナー)
選手は、食育、フィジカルトレーニング、コースマネージメント、ゴルフトーレニング、ゴルフ規則について学びました。
2023年度8地区強化指定選手合同体力強化合宿
日程:男子 1月23日(月)~25日(水)
女子 1月26日(木)~28日(土)
各地区の指定強化選手の体力強化を目的に(公財)日本ゴルフ協会主催の「8地区強化指定選手合同体力強化合宿」が宮崎県フェニックス・シーガイヤリゾートで開催されました。
中国ゴルフ連盟では、4名が参加しました。
男子:髙田圭一郎 中本旺希
女子:青山ゆずゆ 祗園美衣菜
2023年度(一財)中国ゴルフ連盟指定強化選手決定
(一財)中国ゴルフ連盟ジュニア委員会では、 (公財)日本ゴルフ協会(JGA)の基本方針に基づき、世界で活躍できる競技者の育成強化を図るため、強化選手を指定し、強化事業を行っています。
2023年度は日本アマチュアランキングをもとに、次のとおり男女3名ずつを指定強化選手に決定しました。
<男子>
髙田圭一郎 作陽高等学校2年生(岡山県)
中本旺希 段原中学校3年生(広島県)
髙山大維志 高川学園高等学校1年生(山口県)
<女子>
青山ゆずゆ 岡山理大附属高等学校1年生(岡山県)
祗園美衣菜 岡山理大附属高等学校1年生(岡山県)
草薙さくら 高川学園高等学校1年生(山口県)
2022年度第6回8地区強化指定チーム対抗戦
開催日:2022年10月25日(火)~27日(木)
場所:トム・ワトソンゴルフコース
男子:6984Yards Par72 女子:6380Yards Par72
2022年度第6回8地区強化指定選手チーム対抗戦がトム・ワトソンゴルフコース(宮崎県)で3年ぶりに開催されました。
中国ゴルフ連盟では、男子:髙田圭一郎 中本旺希 梶谷 駿、女子:安保寿美 藤安真凛が出場しました。
結果、男子は団体優勝で5位。女子は、7位でした。
2022年度第2回強化事業
2022年度第2回強化事業を、7月2日(土)、和木ゴルフ倶楽部で開催しました。
<選手>髙田圭一郎 中本旺希 梶谷 駿 森 愉生 安保寿美 藤安真凛
第63回日本女子アマチュアゴルフ選手権競技第4日目(森 愉生)
森 愉生(岡山県協会) 77-72-73-73=295(+7) 46位タイ
<コメント>
「前半(インスタート)10,14番ホールでバーディを獲って2アンダーで、いい感じだったんですけど、18番でダブルボギーを打ってしまい、もったいなかった。セカンドショットでグリーン左のバンカーに入れてしまい、ライが悪くて3打目が出ず、4打目でグリーンのエッジで、アプローチで寄せて1パットでした。
1日目に叩きすぎた。もうちょっと少なく回れたら良かった。2日目、3日目、4日目としのがなきゃいけないところでパーセーブできたのは、成長できた部分で良かった。大会が始まる前はショットの調子が悪かったのに、今週から調子よくなってきたので、日本女子オープン地区予選はアンダーパーで回って通りたい」
記事・写真:(公財)日本ゴルフ協会