ジュニア

第107回日本アマチュアゴルフ選手権競技第2日目

2023年06月29日

髙田圭一郎は69で巻き返しに成功して予選通過、中本旺生はスコアを伸ばせず予選落ちに終わる

 

初日3オーバーパーと出遅れた中国アマ優勝の髙田は、4バーディ1ボギーの69、イーブンパーまでスコアを戻し予選通過を果たした。

「昨日よりセカンドショットがグリーンに乗ってくれてロングパットが決まってくれたので、それなりのスコアになったのかなと思います。もう少しチャンスはありましたけど、ショットが寄らない中ではこのスコアは良かったのかなと思います。」

初日出遅れたことでカットラインが見える中での戦いとなった2日目、髙田本人も当然意識しながらのラウンドだったと振り返る。

「プレッシャーはかかりますけど、自分のプレーをすれば関係ないと思っていたので、カットラインのスコアだけは気にしていましたけど、特に意識はしていないです。」

初日のオーバー分を帳消しにし、残り2日分はスコアを伸ばすのみだ。

「もっとセカンドショットの精度を上げて、今日の3アンダーパーを上回るスコアで回りたいです。」

首位との差は8打、簡単な差ではないが、ビッグスコアが出ればまだ優勝の可能性がないわけではない。中国アマチャンピオンの決勝ラウンドの戦いに注目したい。

 

中本旺希は、2日間トータル4オーバーパー、カットラインに2打及ばず予選落ちに終わった。

「今日はバーディがなかなか取れなくて、3パットがあったり林に入れてしまったり。アイアンもドライバーもダメ、パターも入らずで全体的に悪かったです。昨日73で回って、通過が怪しい位置だったので、しっかり気合入れて、出来ればスコアを伸ばして上がりたいと思ってまわっていました。こういう大会で上位に行くことは難しいことですけど、高校生になり、それができないといけない世界に入ってきたので、自分に実力が足りなくて、実力不足を思い知らされたというか、自分の実力がわかった試合だったので、もっと練習してがんばっていきたいと思いました。飛距離とかロングアイアンの精度、ドライバーの精度、パターをしっかり決めていかないといけないですね。」

まだまだ高校一年生。伸びしろたっぷりの中本の今後の活躍に期待したい。

 

 

記事・写真:(公財)日本ゴルフ協会