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日本アマチュアゴルフ選手権競技第2日目(大嶋港選手、髙田圭一郎選手)

2021年07月01日

2021年度(第105回)日本アマチュアゴルフ選手権は30日、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・西コースで第2ラウンドを行った。

 

高田圭一郎(湯郷石橋GC) 139ストローク(7366) 7位タイ

7バーディ・1ボギー 6アンダーパー66

日本アマチュアゴルフ選手権初出場の高田圭一郎が出色のプレーを見せた。4番(パー3)で4メートルのバーディを決めたのを皮切りに、5番(パー5)、7番では3メートルを沈めて前半で3つスコアを伸ばすと、10、11番で連続バーディ。15番でも5メートルを決めてスコアを伸ばす。16番(パー3)はアプローチを寄せきれずボギーを叩いたが、最終18番も7メートルをねじ込んで、7バーディ・1ボギーの66でホールアウト。7位タイに順位を上げて、明日の第3ラウンドに臨む。「今日は、ショットが良くて、自分がイメージした通りの球筋でした」と、好スコアの要因を振り返る高田。プレーの途中、「今日はボギーが出ないなとは思っていましたが…まぐれです」と、はにかむ。「明日は、1打でも2打でもアンダーパーでプレーができれば。とにかくスコアを崩さないように。雨の中で耐えるゴルフになるとは思いますが、頑張りたいです」と、目標としているトップ10に向けて、覚悟を決めてムービングデーを迎える。

 

 

 

大嶋港(新岡山GC143ストローク(7568) 32位タイ

1イーグル・3バーディ・1ボギー 4アンダーパー68

「だいぶショットの調子が戻ってきました」という大嶋港。その言葉とおり、第2ラウンドは持ち前の爆発力を遺憾なく発揮した。前半で1つスコアを伸ばした大嶋は、11番(パー5)で220ヤードのセカンドショットを4番アイアンで1メートルにつけてイーグルを奪取。13番(パー5)でもバーディを奪い、4つスコアを伸ばして通算1アンダーパーの32位タイに順位を上げた。「今日のプレーは満足です」と表情を崩す大嶋。「明日は、アンダーパーでプレーできるように」と謙虚に語る。第3ラウンドは雨予報も出ているが、「グリーンスピードが遅くなるだろうし、雨のほうが良いかもしれません」と、悪戯っぽい笑みを浮かべた。

 

写真・記事:(公財)日本ゴルフ協会